今度こそ餃子!!!

餃子ってたまに無性に食べたくなりませんか? ところがニューカレドニアで餃子を食べるには大変な苦労がついてくるのです。旦那の気合いが入った時、それが餃子の食べごろです。

具となる野菜は、白菜(季節ものです)、小ネギ、ベランダ栽培のニラ、ニンニクとしました。それぞれみじん切りにして、白菜は塩をふって水抜きし固く絞っておきます。

決して遊びでひき肉を作っているのではありません。ニューカレドニアでは牛ひき肉は普通に売っていても、豚ひき肉は売っていません。大量ならば肉屋で頼めばやってくれますが、たかだか数百グラムのために牛ひき肉の機械に豚肉を入れなおしてはくれません。

というわけで豚ひき肉を作ります。

ひき肉をねばりが出るまでこねてから、みじん切りにした野菜、ごま油、卵、塩、うま味調味料(中華あじ)を入れてよく混ぜます。

・・・ねっちゃ、ねっちゃ・・・

これはなんでしょう?

小麦粉に卵と水を加えてよくこねて、取りあえずひと塊にします。ニューカレドニアの小麦粉は強力粉とか薄力粉とか区別がありません。旦那の愛用品はTYPE55という?小麦粉です。

 粉ものを練る時の水加減は「粉の重さの45〜50%の水分」が基本です。

出ました旦那の秘密兵器パスタマシ〜ン!

延ばして折り重ねて延ばして、生地が均一になるまで繰り替えします。まあ、餃子の皮の場合、あまりコシが出てもよろしくないので適当に・・・

最終的に一番薄く、びろ〜んと延ばしちゃいます。延ばしたところで両面に打ち粉をしておきます。

延ばした生地をセルクルで型取りします。もっと小さく作ることもありますが、包むのが面倒なので今日はジャンボ餃子???

先ほどの具を包みます。手作りの皮はよくのびるので、多めの具を入れて延ばしながら包むと、よく具のつまった餃子ができます。

よく熱したフライパンに油を引いて焦げ目をつけ、酢を加えた熱湯を入れて蒸し焼きにします。水溶き片栗粉を入れると羽の生えた餃子になったりします。

 水気がなくなったらごま油をまわし入れて焦げ目をぱりっと仕上げ、出来上がり♪

 手作りの皮の場合、水餃子にして食べても美味しいですよ。この翌々日には冷凍しておいたものを水餃子にして食べました。