カニクリームコロッケ

大好きなんですよ、カニクリームコロッケ。ところがニューカレドニアではレストランでもメニューにないし、ニチレイの冷凍カニクリームコロッケも売っていません。やっぱり自分で作るしかない・・・

朝早起きして近所のマングローブ湿地に出かけ、棒の先のひもにとり肉を縛り付けてカニ穴の上に置きます。しばらくすると餌の匂いにつられてカニがとり肉を挟むので、そのまま引き上げてカレドニアン・クラブの捕獲完了です。

 でも、今朝は早起きできななったのでスーパーで買ってきました(爆)。一杯860フラン。カニ缶を買うよりもはるかに安くて新鮮です。

大鍋に湯を湧かして塩をふり入れてカニを茹であげます。足をとめているゴムは匂いが出そうではずしたいところですが、このカニはおもいっきり生きているので、ゴムを外すと暴れて大変なことになります(経験済)。

茹であがったカニをばらします。見た目ごつそうなカレドニアン・クラブですが、殻は調理用ばさみで簡単に切り開けます。切り開いてはほじくり、開いてはほじくり・・・

 調理用のはさみとカニのはさみを比べてみて下さい。大きいカニ爪でしょう!!

ほぐし終わったところです。カニ味噌も入っています。もちろんこのまま食べてもとっても美味しいのですが、それでは「晩飯」にならないので作業を続けます。

ホワイトソースを作ります。弱火でバターを溶かし、同量の小麦粉を振り入れてなめらかになるまで炒めます。

あたためておいた牛乳を加えて、程よい固さになるまで煮ていきます。塩、胡椒で軽く味を整えてホワイトソースの出来上がり。

たまねぎのみじん切りをバターで炒め、たまねぎが透き通ってきたところで、ほぐしたカニを入れて炒め合わせます。塩、胡椒、ナツメグで味を整えます。

ホワイトソースとカニ・たまねぎを炒めたものを混ぜ合わせて、バットに平に延ばして冷蔵庫で冷やします。よく冷やさないとこの後の成形が大変です。
ここから先は時間との戦いで写真を撮っているひまはありません。左からコロッケ生地、小麦粉、溶き卵、パン粉、油きり、揚げ油です。生地が冷たい内に一気に衣をつけて揚げていきます。

カニクリームコロッケの出来上がり。付け合わせはキャベツの千切りとベランダに自生している、もといベランダで女将が栽培しているパセリの素揚げです。

 いただきま〜す♪