ニューカレドニアからこんにちは

日本のコンピューター雑誌「マックピープル」に連載していたコラムのノーカット、 オーサーズエディションです。ニューカレドニアのコンピューター事情についてがテーマです。

  

日本のラジオも聴けるんです!

2002/11/1号

 今日、マックピープルが届いたので早速端から端まで読んでいました。で、ふと目に止まったのが「邦楽のラジオ放送をiTunesで聴きたい」と言う質問への回答。

 そうですよね、うちもADSLにしたんだから日本のラジオが聴けるはずですよね。いままで、ニュースなどの動画配信ばかりに気がいっていて、ラジオの存在をすっかり忘れていました。

 動画配信の場合、やはり日本までのトータルの接続速度が遅くて、アナログモデムクラスの画像しか再生できず、ちょっとがっかりしていました。しかし音声だけのラジオなら十分に聴けるはず、さっそく誌面で紹介されていたサイトで見つけたJapanPop.comをiTuneで聴いてみました。

 に、日本の音楽だぁ〜。理屈では分かっていてもニューカレドニアのマックから日本の放送が聞こえてくる驚き!伝送速度も十分のようで、途切れる事も無くクリアな音楽が流れ続けています。

 家内としばらく日本の音楽に聞き入りながら思った事は一つ、他にはどんな放送があるのだろう? そら探せ、やれ探せ、RialPlayerでもMediaPlayerでも何でもかまわんぞ〜。あっオールナイトニッポンだ、FM横浜もある、J−Waveはどこだ!

 なんで今まで気付かなかったのでしょう。周りには一生懸命短波ラジオを調整してNHKを聴いている人がいたのに、これなら全然クリアでお手軽じゃあないですか。それにしてもまさに海外在住日本人向けのサービスですね(日本国内でネットラジオを聴く人って少ないんじゃないでしょうか)。

 さあ、これからはAQUAの店内BGMは日本語ラジオ放送を一日中かけていようかな。

あっ、でもまてよ、うちのADSL契約は従量制だ! 1Mb/月をこえる通信をすると超過料金が発生するんだった! ラジオストリーミングってどのくらいのデータが流れるのだろう? 30kbsで1時間聴いてると108Mbになるのか・・・やはりかけっぱなしにはできないか。通信無制限にするとばか高くなるしなぁ。接続速度を半分に落とせば無制限にしても安いんだけどなぁ。

 なんとも究極の選択です。でも、海外にいても日本のテレビ放送がネットで見られる日が来ると言う話が、にわかに信じられるようになってきた今日この頃です。まだ先は長そうですが・・・