女将の体験記(1)メラネシアン・ウェディング

地元の知り合いのマーガリーが結婚式を挙げることになりました。 お相手は、リフー島出身のメラネシア人の男性。 と言う事で、メラネシアンな結婚披露宴に招待されたので、地元の披露宴体験記です。

  

2002年12月吉日、晴天の中花嫁マーガリーと花婿パトリックの結婚式が、 ヌーメア市役所内の式場で行われました。市役所での式はいわゆる人前結婚式で、 市の係員の前で男女4人の証人のもと、結婚の契約が交わされます。
彼らには3歳になるモーガンという女の子がいるので、彼女も一緒の結婚式です。 みんなまだ少し緊張していますね。

式の後は参列者とともにヌーメア市内を来るまでパレードして、いよいよ披露宴の始まりです。

披露宴会場は、「KOWEKARA」という、メラネシア人用の貸し集会場。 この建物は、トンツータ空港から来たとき料金所を過ぎて ヌーメア市内に入る手前右側に見えてくる建物なので、皆さんも記憶にあるかもしれませんね。

会場に入るときは、仲間が布で作った門のような物を、 リフーの大酋長とともに新郎新婦からくぐって入ります。 右の写真と左下の写真に写っている、オレンジ色のシャツを着ているのがリフーの大酋長さんです。

披露宴は着席式のお食事会で、 もともとお酒を飲む習慣のないメラネシア人はお酒にも弱いため、 ノンアルコールで昼食時のパーティーになりました。日本と同じように、正面に新郎新婦、 両親、証人の人たちが座り、その両端にその他の招かれた人たちが座りました。 食事はメラネシアの人たちが普段食べている料理が次々と出現、 私の知らない料理も出てきたりしてエキサイトなお食事会でした。

←お馴染みブーニャ。この日はチキンブーニャでした

 

↓サツマイモを焼いたものいわゆる焼き芋です↓
↑イニヤム芋のフリッツ↑

 

お馴染み牛肉の串焼き。味がしみてて美味でした→ 

↓外の焼き方の人々。外は外でパーティーが始まっててカメラを向けたらポーズを撮ってくれました。
マーガリー、パトリック、お幸せに・・・