Bay Breeze編

Baybreeze夫妻のハラハラ・ドキドキ・リフー探検の旅です

 

2日目:リフー島へ向けて

 この日はリフー島への移動日だ。でもその前に、地図を仕入れておかなければならない。日曜日なので書店は閉まっているが、AQUAの旦那様から20万分の1のロワイヨテ諸島の地図を分けてもらうことになっている。

 朝食は、アンスバタのLe FAREでとる。昨年のメリディアンと違い、パークロイヤルは便利でよい。Le FAREまですぐだ。クロックマダムとカプチーノの朝食をとり、ブラブラ歩いてAQUAへ向かう。

 今日は快晴で、太陽が眩しい。水族館前の空地をショートカットして、シトロン湾ショッピングセンターへ。AQUAのお店で旦那様から地図を分けていただき、ビーチ情報などを伝授していただく。AQUAのお店を辞し、旦那様に教えて貰った軽食スタンドで昼食を買い、アンスバタで食べることにした。出来上がるのを待っていると、旦那様がふらりと入ってきて、同じくテイクアウトの昼御飯を。再びアンスバタまで戻り、海岸のベンチで昼食。旦那様オススメのブンチャと春巻きで、どちらも美味だった。

 昼食を終えてホテルに戻り、リフーへ持っていく荷物をまとめてロビーで出発時刻を待つ。ほどなく、現地代理店のマイクロバスがやって来て乗り込む。メリディアンでもう一組の家族をピックアップして、セントマリー湾沿いにマジェンタ空港へ向かう。

 マジェンタ空港の待合室は、現地の子供達で溢れていた。先週1週間が休みだったらしく、ヌメアで休日を過ごした人たちがリフーへ戻るのだという。搭乗手続きを終え、飛行機を眺める。エア・カレドニアの主力機のATR42というターボプロップ機が、エプロンで控えている。

 いよいよ搭乗。座席は自由席で、左側の窓側を取りたかったので早く飛行機へ向かいたかったが、子供連れが優先だ。大半が子供連れだったため、私たちはほとんど最後の方に搭乗した。これじゃあ、窓側は無理だろうと半ば諦めたが、前方に左側の窓側が2つ空いているのを発見、なんとか希望の席を確保できた。

 定刻より15分ほど遅れて、エア・カレドニア203便は17番滑走路を離陸した。日本を発つ前に、マジェンタ空港とリフーのワナハム空港の滑走路方位及び周辺の地形、飛行経路などを徹底的に調べてきたので、窓外を見ていると面白い。離陸後、約20分で降下開始。既にリフー島上空に達していて、島の西側海岸沿いに飛行する。眼下に時折、美しいビーチが広がっているのが見える。それらの景色を堪能した後、グッと右旋回してワナハム空港の12番滑走路に着陸。着陸の技量は抜群であった。

 

 空港で荷物を受け取り、ホテルの送迎車に乗り込む。白人が一人便乗している。車はホテルまでの道を快調に飛ばす。ついさっきまで雨が降っていたのか、道路が濡れていた。20分ほどでドレウヴィラージュに到着。チェックインを済ませ、バンガロータイプの部屋で旅装を解く。目の前にはシャトーブリアン湾が広がっていて、曇っているにも関わらず驚くほど海の色が美しい。しかし、うち寄せる波が少々荒いようだ。

 一段落したあと、フロントでレンタカーを借りたい旨を告げ、ビーチを少し散歩する。シャトーブリアン湾は風が強いと聞いていたが、今日はそれほどでもない。少し肌寒い。

 夕食は、ホテルのレストランで済ませる。二人とも日替わりディナーで、値段は一人2650CFPだった。内容は、前菜一皿(2品から選択)、メインディッシュ(2品から選択)、デザートで、ボリュームは十分だった。私は、ナンバーワンビールを追加注文した。料理の味は、まあこんなもんだろうという程度。

 食事を済ませて部屋に戻る途中、空を見上げるとスゴイ! 満天の星空! いつの間にか雲がとれて快晴になっていたのである。天の川をあんなにはっきり見たのは、生まれて初めてだった。事前にAQUAの旦那様に教えて貰っていたので、南十字星もすぐに見つかったし、流れ星もサーっと流れていった。首が痛くなるのを忘れて、いつまでも星空を眺めていた。