投稿旅行記 きょっこ編

 行って参りました20日間ダイビング旅行。10月から「冒険の島」の佐倉さんに大変お世話になり、いろいろなわがままにも応えていただきました。出発ギリギリまで何度もメールを交換し、やっと出来上がった最高のプラン。最高の旅行となりました。これからニューカレドニアに旅行される方の為に、そしてたくさんの情報をいただいたAQUAさんへ恩返しの想いを込めて、旅行記を送らせていただきます。。

 

その3

☆ダイビング

 さて、メインのダイビング情報。受付をまず済ませておきます。ジョンさんがホテルの受付をした後に案内してくれます。エレフォンブルー(マンタスポット)に行きたい方は、この時に必ず伝えて下さい。潮の関係でなかなか行けないポイントで、私たちはなんと最終日なら行けるだろうという返事が返ってきました。最終日、晴れるのを願うばかりです。

 ダイビングをする方は8時30分に隣にあるクニエ・ダイビング・サービスへ。機材を持って集合です。陽気なスタッフが迎えてくれます。日本語は話せませんが、あいさつ程度ならできます。英語はOKです。「日本人は折角日本語で挨拶しても はぁ・・・。 と笑うだけで終わっちゃう」と言っていました。恥ずかしがってちゃソンソン!!ぜひ英語でも良いので簡単な挨拶だけでも覚えて行かれると良いと思います。出会いは楽しく素晴らしいものです。仲良くなってより楽しい旅行にしたいですよね。
 ダイビングはボートダイビングです。どのポイントも近く、15分〜30分で着きます。午前中2本、休憩にはコーヒー、紅茶、クッキーが出されます。ボートの上で休憩をとる場合もあれば、無人島でとる場合もあります。2本潜ったら一度ショップへ戻ります。午後予約があればまた出かけるといったスタイルです。

 昼食は、朝コジューにサンドウィッチを注文しておき、昼に受け取ってビーチで食べていました。日によって中身が少し変わっていて、写真はハム、ニンジン、チーズが入っています。おいしいですよ。一人フランスパン1/2本あるのでボリューム満点ですが、ダイビングでおなかペコペコ。いつもペロリと食べてしまいました。

 私たちは6日間無制限ダイブだったのですが、無制限ダイブの定義は、ミニマム12ボートダイブギャランティー。マキシマム18ボートダイブ。12ダイブを越える追加ボートダイブは、ショップ側の都合のつくときによる…とされています。ですので、予約しても必ず前日に「明日午後行きたい」とリクエストして下さいね!

 イルデパンの海は珊瑚も美しく、大好きなクマノミもいっぱい♪大きなトラフザメも感動でした。シーズンにはトラフザメのポイント(カスミラリーフ)に行けば、ほぼ8割の確率で見れると言っていました。大人しいサメですので大丈夫ですよ。よく寝ているので、背後からかなり近くまで行けます。逃げられる時しっぽに触っちゃいました〜!他のポイントでもトラフザメに何度も会うことが出来ました。
ホワイトチップも多いです。ナポレオン、バラクーダ、海亀もいます。透明度は海況によりますが、20〜40m近くまでありました。でも私達の時は、ちょっと透明度が落ちているとのことでしたので、本当はもっと綺麗だと思います。水温は24℃。5mmのフルスーツでしたが、寒がりなので少々肌寒く、天気が悪いと上がったあとタオルにくるまってました。
 エレフォンブルーは行ければ9割以上の確率でマンタに会えるそうです。最終日、晴天に恵まれ大きなブラックマンタに会うことができました。そのポイントには6種類のブラックマンタがいるそうです。模様で識別できるんだって。もちろん白い普通のマンタもいますよ〜♪
☆フレッシュ・ケーブ

 ケーブダイビングにも行きました。世界でも珍しい淡水の鍾乳洞です。ここは下が石灰のように細かい為、巻き上げ厳禁。ダイブ本数が100本以上の上級者のみのポイントらしいのですが、中性浮力がとれれば大丈夫ということで、私は70本足らずでしたが、連れて行ってもらえました。

 ここは午後行きます。車で5〜10分ほど道なき道を進み、さらに途中からはタンクを背負って獣道みたいな道を5分ほど歩きますと、鍾乳洞の大きな口がポッカリ開いているのです。水のあるところまでは足元が滑りやすいので十分注意して降りましょう。
 中は真っ暗なのでちょっと最初は怖かったのですが、懐中電灯を持って潜行。するととても幻想的な世界が広がっていました。水は非常に澄んでいて、水中にいることを忘れてしまいそうなほどです。感動します。水温21℃。寒い! よ〜し!写真だあ!とはりきってカメラをかまえましたが・・・。ガーン・・・ハウジングのレンズが曇ってるう・・・。(T。T)結局最後まで曇りはとれず、ケーブの写真が撮れませんでした。涙涙です。
 ケーブの中には空気が溜まった小さいドームもあり、そこで話をすることもできます。「巻き上げ厳禁・・・巻き上げ厳禁・・・」と、未熟者の私はそればかり考えていたので、このダイブはとても緊張しました。(笑)でも本当に素晴らしかったです。
*ダイビングの情報はクニエ・スクーバセンターのHPや、ニューカレドニア観光局へ資料請求して下さい。ダイビング・マニュアルを取り寄せることが出来ます。請求の仕方は観光局のHPで。ショップのHPにあるダイビングポイントの明細をプリントアウトして持って行くと、とても重宝します。

☆体験ダイビング

 ショップにはフランス人の方がほとんどですが、日本人の新婚さんにもたくさんお会いしました。ほとんど体験ダイビングをされていましたね。私たちがファンダイビングをして、休憩をとっている間に体験ダイブをしていました。先ほども書きましたが、スタッフは日本語が出来ませんのでブルーフィング(ポイントの地形、見られる魚、ダイビングスタイルなどポイントに着いてから潜る前に説明すること)や、もろもろの説明はすべて英語で行われます。日本語で書かれた説明書もありましたが、細かいことは説明しきれないので、少々不安も残ると思われますが、事故はないので大丈夫かと。(笑)心配な方は日本で一度体験ダイビングをされてから行くと良いでしょう。

 なにはともあれ、みなさん大満足して帰っていきました。ファンダイビングの時間は、体験の方はそこでシュノーケルをして遊んで待っていることも出来ますし、無人島で休憩をとる場合、そのままその島に残って夫婦2人でラブラブゆっくり過ごすこともできます。いいですね〜♪シュノーケルにももってこいの場所です。ファンダイブが終わったら迎えに行きます。

 でも折角イルデパンまで行くのに体験ではもったいないと思ってしまいます・・・。ぜひ日本でCカードをとってファンダイビングをすることをお勧めします。シュノーケルもいいですが、ファンダイブとは別世界です。ぜひぜひぃ〜〜!! あ、それとシュノーケルをするとき、フランスパンを持って行って下さい。かわいい熱帯魚がたくさん寄ってきて楽しいですよ。

 それからポイントまでボートで15〜30分近くかかります。船酔いする方は必ず酔い止めを飲んで行って下さい。ボートの上での待ち時間もありますからね。酔った新婚さんをたくさん見ました。(特に女性の方)酔わない自信があっても飲んでいけば安心です。 まあとにかく、ダイビングの素晴らしさは文章で表現するのは難しいですね、潜ってからのお楽しみです。ルオネルをはじめとするスタッフ達は、とても明るく親切。ダイバーを本当に楽しませてくれます。何か不安があっても、彼達に任せておけば大丈夫です!きっと一生忘れない素敵な思い出を作ってくれることでしょう。