投稿旅行記≪La Lune編≫

奈良在住のla luneさんから旅行記をいただきました。
仕事柄、チーズにお詳しいとの事で、チーズについては旦那のリクエストです。

 

その1

名古屋発16:35のANAに乗っていざ成田へ。飛行機は、NC国内線といい勝負のプロペラ機。台風の影響で風が強く、少々ビビリながらも無事成田到着。機内で10分ちかく待たされたものの、第2ターミナルから第1ターミナルへの移動は思っていたより簡単スムーズ、18:40にチェックイン。

AFにて、いざNCへ

ANAのプロペラ?

【はい、ここでチーズ】

 AF内では、もちろんフランスチーズがでてきます。今回は《ロンドレ Rondele》という塗るタイプのクリームチーズのプレーン味。日本でも輸入チーズコーナーがあるスーパーでよく見かけます。NCのスーパーでも売ってます。

 他に、オニオン味、ガーリック味、胡椒味、胡桃味があり、オニオン味が1番人気!。機内誌のショッピングのページに2タイプのチーズセットがありましたが、ま、これは割安感は薄いです。ちなみにエアカランでは、なぜか行きは、《ローゼンボーグ》のブルーチーズ(デンマーク製)、帰りは、ゴーダチーズ(ニュージーランド製)としょぼかったです('02年1月)。

 ここでブルーチーズにチャレンジしたい方は、まずバターをパンにつけてからチーズをちょこっとのせましょう。こうするとぐっと食べ易くなりますよ。間違っても、くるりと紙をめくって、そのまま1口で食べたりしないように。後々、トラウマになります。これをキッチン付のホテルまで持って帰る勇気のある方には、ブルーチーズを小さくカットしてグリーンサラダに合わせるのがオススメ。オリーブオイルをたっぷりかけて、ん〜美味!

2002年6月12日(水) 2日目

 冷房が強めの機内でゲームを楽しみつつ、赤ちゃんの夜泣きにつきあわされながら、トントゥータ国際空港へやっと到着。税関を通り抜け、右に折れて一方通行の自動ドアを出ると、現地ガイドの方の出迎えがあったのに、ドアが閉じていたのでつい、左に折れて遠回り。他の日本人旅行客も皆左から出て行ってたので、なかなか空港から出てこないから迎えに来ているガイドさんも右往左往。ツアーの皆さんは、右の銀色の自動ドアの方からでましょう。堅く閉ざされてるように見えますが、大丈夫、開きます。

 今回お世話になった現地旅行会社は、アルファインターナショナルさん。到着時のモンドール(ミネラルウォーター)のプレゼントは嬉しい。殿堂5のなんぶさんの記事を思い出し、ウベアでこれに砂をつめて帰るのを思い描く。 

 この日の夕方5時ごろにマレへ出発のため、ル・ラゴン横のアルファーさんの事務所を10時すぎに一旦離れ、流浪の民のごとくアンスバタ界隈ををうろうろ。AQUAの旦那様にご挨拶に行ったり、ユリスで昼ご飯を食し、公園のベンチで昼寝もし、離島5泊6日に出かけるための水・果物を調達し、3時すぎまで時間をつぶす。時間を持て余したので、これならヌメアに1泊したほうが良かったかな、と少し思う。

アンスバタビーチ

スーパーカジノのチーズ売り場

【はい、ここでチーズ】

ル・ラゴン近くのスーパー、オセアニアで私に微笑んでいたのは《ラフィングカウ》という赤い牛が微笑んでるパッケージ(日本名:《笑う牛》そのままです)の6P(8Pだったかな?)プロセスチーズ。離島に行くなら、こういうプロセスタイプが暑い日でも結構安心。さっぱりと食べやすいクリームチーズです。

 16:00ごろアルファーの女性スタッフとともにマジェンタ空港へ出発。この便でマレに行く日本人は、私達だけ。搭乗口に入るまでかなり時間があったにもかかわらず、スタッフの方もずっとロビーで一緒に待って、見送ってくださいました。離島に行く時は、機内持ち込み手荷物に全て黄色い(BAG CABと書いてある)シールをベタベタ貼らなくてはなりません。むこうに着いて剥がすと、帰りにまた貼ることになるので、めんどーな人はそのままつけときましょう。

マジェンタ空港

 16:55、名古屋空港から乗ったプロペラ機をひとまわり小さくした飛行機に乗り、秘境の地マレへ。17:35、マレ到着。すっかり日没しています。空港に降り立つと、雨上がりのせいか、南国独特のココナツ(?)のような香りがあたりにたちこめていました。ロビーへ出て、預けた荷物はどこ〜?と思ってたら、年配風の地元のおじさんが無言でただ手招きをして外へ案内し、車の中に荷物を入れろという感じ。そこでようやく今日宿泊するネンゴネヴィラージュの送迎の方と理解。それから空港の建物の外に出て荷物を受け取り、同じ便で来られたフランス人親子とともに車に乗り込み、街灯の無い道を文字どうり、飛ぶようにかっとばして、カーブがあったってなんのその、とても年配とは思えぬハンドルさばきとスピードで、ホテルまで送ってもらいました。そしてチェックインして、ようやく体を休められるぅ〜と喜んでいたのは部屋の鍵を開けるまででした。

 部屋に入ってふと見ると、床にハチの死骸が・・・でもここじゃ、こんなこと当たり前よね〜、捨てちゃえば終わり〜とティッシュでつかみかけるとそのまわりにアリさんが行列をつくってらっしゃいました。疲れてたので掃除する気力も無くて、フロントのおねーさんに「部屋かえて」って言っても「今日は空きが無いの〜」とつれない返事。「アリがうじゃうじゃいるんだけど〜」と言うと、「部屋にボンベがあるでしょ」と言って、部屋まで来てくれて、シューっと殺虫剤でアリさん退治。洗面台にたかっていたのもシュー。さ、これで一件落着と思いきや、ゴミ箱のうしろにもハチの死骸 et beaucoup deアリ。

殺虫剤の残り香に包まれ、ようやく就寝。この一件で、Gue^pe[ゲップ]=すずめばち、Fourmi[フルミ]=アリという単語を覚えることができました。


ネンゴネビラージュ

【はい、ここでチーズ】

 着いて冷蔵庫を開けると、置き土産のブルーチーズが・・・あぁ、止めてぇ!NCでブルーチーズにチャレンジしたい方へのアドバイス。いきなり強めのタイプを食べずに、やさしめの風味のものから入りましょう。おすすめは、《マルブルー Mar Bleu 》。ホイップしたクリームチーズとやさしめのブルーチーズの層になっています。好みでブルーの加減をつけて、フランスパンに塗って召し上がれ。つめた〜く冷やすと、まるでアイスクリームのよう。たくさん食べれるので、短期間の滞在でも食べきることができます。大きめのスーパーならNCで手に入るでしょう。