投稿旅行記≪ゆみこ編≫

シドニー在住のyumikoさんのニューカレドニア滞在記です。

 

2日目

2002年6月17日(月)

 本日の予定は、カナール島へ行こうの巻です。ふぁ〜あ! 皆様お早うございます。本日はカナール島へ行く日であります。昨日のAQUAの旦那のアイディアで『天気の良いうちにビーチを満喫しておけ!』のお言葉通りカナール島へ向かう予定です。その前にアメデ灯台のツアーの申し込みをしにアルファインターナショナルへ足を運び予約を取ることに。ついでにお隣にあるスーパー“オセアニ”にて生ネム2本(各160CFP)&揚げネム2本(各100CFP)&フランスパン1本(80CFP)&バター6個(各10CFP)を購入。近くの公園で地元よろしく腹ごしらえを済ませ、いざTAXIボート屋“プラージロワジール”さんへ出発です。

アンスバタから見たカナール島
タクシーボート

 受け付けにて予約(一人往復750CFP)するとすぐにTAXIがやって参りました。全部で10人程が乗れるサイズのモーターボートで地元の加山雄三的なお兄ちゃんが操縦してくれます。海は穏やかですし、距離も近いので船酔いし易い方でも全く問題無しですね。(5分もかからなかった。あっっという間。)
 島に到着すると、まあ!なんと綺麗なこと。真っ白い砂浜(良く見りゃ珊瑚ですが)に真っ青な海、木々の中にはメラネシアンの守り神の木の彫刻や石の彫刻が。
 す・すばらしい。1周約15分程で回れてしまうような小さな島なのですが、自然の美しさとそれにマッチする控えめな装飾がこの島をより一層引き立ててくれているようです。

 人も少なく、あいてるデッキチェアがたくさん目に飛び込んできます。もう、座りたい放題です。わぁ〜い!やったぁ〜〜!!v(^o^)イエイ。早速、椰子の木で出来たパラソルの下にある、ちょっと高級そうな真っ白なデッキチェアに腰掛け、感慨にふけっている2人。『あ〜来て良かった…』。『浪漫てぃっくな1日になりそうだね〜』。

カナール島

 すると向こうの方から現地の少年がニッコリ笑ってこちらを見ている。『あ〜、きっと彼も僕らのほのぼのした気分に誘発されて僕らを祝福してるんだね』。なんてステキな国なのでしょう。“ニューカレドニア”少年がニコニコと真っ白い歯を覗かせてこちらへ近づいて来ます。さあ、日本人として恥ずかしくない様にステキな笑顔で挨拶をしようじゃないか。『ぼんじゅ〜〜る!』すると満面の笑みで、そしてたんたんと彼は答えてくれました。

安い方のチェアとパラソル

 『ここは、イスは1つで500フラン、パラソルは1000フラン、全部で2000フランになります。』ははは、そういうことなのね。
 これが僕らとマレ島出身のミハエル君(ミエハル君ではありません(爆))の最初の出会いでした。 いそいそと安い方のチェアとパラソルへ移動しておまけにシュノーケルセットを2人分も(各300CFP)借りる事になっちゃいました。はは。(3点セットで300CFPは激安だったそうです←女将さんより。)

 ところでこのミハエル君ですが、フランス語はもちろんの事、英語、日本語が多少でき、Beach Boyとして大活躍している将来有望な19歳の少年です。とっても親切な彼は『ぼんじゅ〜る』しか言わない我ら怪しい日本人2人組に対し、ノートいっぱいにフランス語を書いて教えてくれました。ホントに本当にありがと。おかげでとっても助かりましたよ。毎日持ち歩いてはぶつぶつと唱えてました。もちろん我々からもノートいっぱいのヘンな日本語を教えてあげましたけどね。
(例:姉ちゃん、エエ乳しとるの〜等など ←大ウソです!(冷汗))フォローby Yumiko

・・・と、そんなこんなで地元の方との触れ合いを楽しみながら、本来の目的であるシュノーケルも十分満喫致しました。このカナール島の海にはシュノーケル用のコースが設定してあり、そのコースに沿って行くとビックリする位の美しい海底散策ができるのです。(プラージロワジールでチケット買うときに、STAFFの人がくれる日本語のパンフレットで分かりやすく書いてあるから安心。)珊瑚の森や熱帯魚の楽園、中には大型の魚やめったにお目に掛かることの出来ない海生動物などなど。ここのシュノーケルでは、普段絶対に満足出来てない貴方も満足すること間違い無し。ちなみに私が見たものは、バタフライフィッシュ、クマノミとイソギンチャクの共生、その他もろもろの熱帯魚達、タコ、ウミヘビ、エイ、鬼カマス・・・。本当に水族館に迷い込んだような錯覚に陥ってしまうほどの魚の種類に思わず感動してしまいました。

教訓:シュノーケルに夢中になりすぎて背中が真っ赤に日焼けしますのでご注意を!

ここで一つご案内。カナール島のトイレに関してですが、普通こういった類のトイレって汚いとか臭いっていうイメージがあるんですが、この島のトイレはビックリです。我が家のトイレよりよっぽど綺麗。ってそんな描写じゃ分からないですが、最新式のトイレ小屋って感じです。外観は海の家のトイレなのですが、中に入ると最新式の手洗い装置や水を節約するための排水システム、紙の便座カバー。なんやかんやと素晴らしい。さっすがフランス、金のかけどころが違います。ハッキリ言って脱帽しました。あっぱれ!あっぱれ!これなら日本の女性も大満足。・・・ちなみに男女共有でっす。(なぜかはずかしかってたYumiko(^^ゞ))

 あっという間に、楽しかったカナール島の1日もに過ぎてしまいお迎えの船が来る時間になってしまいました。ほんとに楽しかったです。帰りのTAXIが来るまでのほんの少しの間にステキな事を発見しました。波打ち際に立って耳を澄ましていると潮のさざなみが砂地に転がっている多くの珊瑚を転がす音が聞こえてきます。南国の風が優しく乾いた珊瑚の風鈴を小さく心地よく揺らし爽やかなニューカレドニアの夕暮れの音を奏でてくれます。まるで映画のワンシーンのように。。。(いや〜ん!とってもロマンティック!

サンセット

 さて、TAXIボート乗り場から歩いてホテルに戻る途中でやっぱり寄り道。2人はまっすぐスーパーオセアニに向かってひたすら歩く(笑)“揚げネム”と“フランスパン”を再び購入し、それらをかじりながら夕暮れの浜辺を歩いて帰りました。オセアニからノボテルサーフまで、歩いても10〜15分です。あーでもないこーでもない話をしながら歩いていると、あっという間にホテルに着いちゃいます。そんなに苦になる距離ではないと思いますよ。その後、シャワーを浴びてやっぱり今日もAQUAさんへ行っちゃいました。

 本日の報告とYUMIKOさんがTシャツを購入です。ここでやっと一人前のお客さんになれました。ご迷惑お掛けしました。ははは。もちろん、合言葉もちゃんと発言しましたよ!(笑)

 この日はホテルへの帰り道にある、AQUAさんのHPでも紹介されている、例のトルコ屋台のカバブ屋さんにてヤギ肉カバ(700CFP)を購入しちゃいまして、それが我らの晩ご飯でした。あ〜美味かったよ、今夜も。
 ソースがチリ、BBQ、トマトとありますがどれも美味しいのですがチリはかなり辛いので苦手な人は止めた方が良いでしょう。

私もすっかりお尻がひ〜りひりでした。

さて、明日はいよいよヌメア市内観光の日です!