タクシー・ボートとは、その名の通り近くに点在する無人島まで好きな時間に連れていってくれて好きな時間に迎えに来てくれるボートです。目の前のカナール島までは、往復で１人１，０００フランで行くことが出来ます。

　ほんの目と鼻の先の無人島ですが、アンス・バタビーチやシトロン湾のビーチ、クエンドウ・ビーチとは比べものにならないぐらい綺麗なビーチで浅瀬からの珊瑚礁も綺麗なので、シュノーケリングにも最適です。

　カナール島へ渡ると、常設のビーチチェアーが目に入ります。このビーチチェアーは有料になりますが、一度お金を払ってしまえば、その間中椅子のおいてある空間が貸し切りになるので、1日中のんびりと過ごすこともできます。但し休日はローカルが利用する確率も高いので（ローカルの場合、殆どが1日中ステイします）、少なくとも午前中に行かないと椅子がなくなる可能性があります。

　島の中央には、きれいなレストランがあって、牛串焼きプレート（牛２串、サラダ、ライス、ポテト）が１，７５０フラン、キッズランチが１，１００フラン、小さなピザやキッシュが３９０フランなど。その他デザートのクレープや飲み物も売っているので、わざわざランチや飲み物を持参しなくても大丈夫です。

　ボートを下りた正面には、カナール島の海中散策路の看板が３カ国語（仏・英・日）で書かれています。↓

この散策コースは４００mぐらいあって、だいたい３０分ほどで一回りできます。深さは２m〜７mぐらいで目印として７つのブイが浮いています。また、珊瑚や魚の名前を確認しながら散策したい人のために、耐水性のアクアガイドが１０００フランで買えます。
　その他、シュノーケリングセットが１時間３００フランと格安で借りられたり、シーカヤックなども借りられます。

　迎えに来る時間頃に、到着した時と同じ場所で待っているとボートが迎えに来てくれます。帰りのボートに乗るときに往復チケットの半券の掲示を求められますので、なくさないように気を付けましょう。