個人的に大好きな北部観光、ずっとまた行きたいと思っていたら、フィロ・ツアーズの雅子さんと北部パッケージ旅行の視察に誘われたので、 早速行ってきました。今回は視察と言うこともあり、見どころ満載の旅行になりました。

  

本島北部旅行記2回目【その1】

1:いざ出発

 半月ぐらい前に「北部視察旅行に一緒に行かない?」と、雅子さん(以後マサコ)に誘われ「うん、いいよ! 喜んで!」とは言った物の二日前ぐらいにやっと今回の予定を聞き、前日の夜に旦那に「あれは入れた?これは持って行かなくていいの?」と言われながらやっとの事で荷物を作りました。今回の旅の目的はフィロツアーズで新しく売り出そうとしている「北部ハートツアー」の視察です。男どもは仕事があるため、今回は女2人、ちょうど長期で滞在していたフィロツアーズのお客様一人、そして優馬(5歳)と美駒(8ヶ月)と言う何ともおかしなグループでの出発になりました。


2:テランバ要塞(Fort Teremba)

 朝9時頃ヌーメアの町を出て、まずはラ・フォア(La Foa)とモアンドゥ(Moindou)の中間ぐらいの所にあるテランバ要塞へ向かいます。フランス人がニューカレドニアに植民し始めた1800年頃に作られた要塞で、当時はこの周りにも村や畑がありました。今では要塞の一部とパン屋跡などが点在しています。

 まずは入り口にある受付で、入場料を払います。この要塞周辺に点在する建物跡を歩いて廻るコースもあるそうですが、徒歩1時間かかるそうなので、今回はパスして近くの建物群だけ見学することにしました。
 これが当時の要塞の全景模型です。一番大きな建物が士官宿舎となっており、その周りを囲むように、馬小屋、士官食堂、食堂、宿舎、火薬庫、牢屋などがあります。
 左下の写真は牢屋の写真。やはり他の場所にある牢屋と同じで、パリコミューンの人たちを投獄していたようです。中程に進むと牢屋の中に右下の写真のように人形がいて、横にあるボタンを押すと彼らの会話を聞くことが出来るようになっています。日本語で会話を聞くことが出来るので、その当時の背景を知ることが出来ました。
 士官宿舎跡の2回から見る眺めはとても素晴らしく、入り江になっている湾を望むことが出来、当時は軍艦が近くまで来たであろうことも想像できる景色でした。
 今ではこの先の場所でエビの養殖をしているそうで、直接エビを買うことも出来るそうです。
3.ポエ(Poe)ビーチで昼食

 次はブーライユ(Bourail)から横道にそれた場所にあるポエ(Poe)に向かいます。ココでもはじめに観光をする予定でしたが、美駒のお腹が空いてぐずりだしたので、急遽昼食を予定していたポエビーチ・リゾートに向かいました。このポエビーチはヌーメア近郊では唯一岸からラグーンまでの距離が近く、運が良ければグラスボトムボートでカメやジュゴンが見られる場所です。

 数年前まではオプショナルツアーでの1日ツアーがポエまで来ていましたが、今はないようです。

 レセプションを入るとすぐにレストランがプールに面してあり、その先のビーチまでの広大な空間にコテージが点在しています。
 ココではランチのセットメニューを頂きました。前菜はムール貝のワイン蒸し、メインはメカジキのグリル、マッシュルームソースです。美味しかった〜〜。

 昼食の後、ビーチを少し散策しました。ちょうど引き潮の時間だったので、グラスボトムボートが陸に上がっていました。この写真ではわかりにくいのですが、ここから肉眼でラグーンに打ち付ける白波を見ることが出来るんです。

 さてお腹もくちたことですし、観光しに行きますか・・・