本島北部旅行記2回目【その4】

10.ワイエムの渡し(Bac de la Ouieme)

 さて東海岸に来たら必ず体験したいのが、このワイエムの渡しです。以前はニューカレドニアにある大きな川の殆どが渡しになっていて、10年ぐらい前まではヤテ(Yate)にもあった渡しですが、今では北部東海岸のワイエムにしか有りません。
 今回はワイエムの手前にあるヤンゲン(Hienghene)に泊まる予定なので、ワイエムの渡しを往復して、来た道に戻ります。

 私たちが渡しに到着したとき、ちょうどあちら側から沢山の車を載せて来るところでした。行きは私たち1台だけでした。
 帰りは警察のジープと一緒になりました。渡しを渡っている間は、みんな車の外に出て身体を伸ばしたりしてくつろいでいます。
 ワイエムの渡し体験が終わって、ヤンゲンに戻る途中ヤンゲン名物の奇岩群を見ることが出来ます。これは「スフィンクス岩」です。

 10年ほど前北部を旅行した時は、ニューカレドニアの中でも1,2を争うほど闘争的と言われた部族が住んでいるヤンゲンは、車で通りすぎるとき道行く人に手を挙げて挨拶してもジロリと睨まれるだけでしたが、クラブ・メッド以外にもいくつかの民宿があり、旅行客が沢山立ち寄るようになり、町の人たちもフレンドリーになっていました。
 ヤンゲンの入り江には海外から来た大きなカタマランヨットが停泊していました。