イル・デ・パン旅行記【その10】

9:4日目 最終日

 今日はツアー入れていないので、レンタカーを借りて行き忘れた?場所のチェックに出かけます。

 イルデパンのレンタカー事情ですが、他の離島とはずいぶんと違っていました。レンタカー専門の会社がある訳ではなく、各ホテルが看板しょったレンタカーを数台所有していて、宿泊客に貸し出すシステムでした。ちなみにクブニーでの料金は10時から16時までの半日、ガソリン込みで4,368cfpでした。
 最初に行ったのがバオ村近く、島で唯一最大の雑貨屋です。はっきり言って観光客が欲しいものはほとんどなく、唯一欲しかったナンバ−1ビールが1缶250cfp(ヌメアでは100cfp前後)。本当にイルデパンでは何も調達できないに等しいようです。
 次に目指したのは初日に行った教会で気になるものを見つけてしまったので、それの確認です。教会の背後の山の上に小さなお御堂があって、教会のシスターに聞いてみると裏に小道があってそこまで行けるそうなんです。翌日、ピローグツアーで海から見てもよく目立つ場所にあるんですよね。つまり、見晴らしが良い!

 さてさて、登ってみましょうか。

 教会の裏に回るとすぐ右手になんとか車も上がりそうな急坂があるのですが、それは×。教会奥、左手に人がやっと通れるような小道があるので、そこを登ります。
 坂はあくまで急で、結構しんどいです。
 登りきった所にあるお御堂。
 中にはニューカレドニアの守護聖人セント・ジョセフが嘆いている像が祭られています。

 高い場所から下界の人間の愚かな行いを嘆いていらっしゃるそうです。

 で、肝心の見晴らしは・・・

どうだ、すごいだろぉ〜〜〜(ぜぃはぁ)

   

女将のひとくちコラム

歩けば5分ほどで登り切る見晴台までの坂ですがあそこまでの高台を 5分で登り切ると言うことは・・・・本当に急な坂道で・・・・ 日頃の運動不足を思わず呪いたくなりそうでした。。。 見晴台にあるお御堂は勝手に誰かが入れないように中からテーブルでバリケードが してありましたが、ここの見晴台は誰でも勝手に上って良いとのこと。 上記の写真もとっても綺麗ですが、海の色の美しさと緑の大地、 そこに映える教会の赤い屋根のコントラストは、実際に見ると本当に心が洗われる思いでした。