イル・デ・パン旅行記【その11】

 一生懸命上った坂を後ろ髪を引かれながら一気におりて、次に向かったのはパリコミューンの流刑地跡。牢屋のような建物の廃墟がありました。
 で、少し離れた場所のパリコミューン流刑者の無縁墓地。約3,000人の流刑者のうち200人ほどがイルデパンで生涯を終えたそうです。
 ちゃくちゃく進んで次は「第3の洞窟」。主要道路から結構離れた所まで、狭い道を進んだ先にありました。今回はマイ懐中電灯持参で乗り込みます。
 滑りやすい斜面をおりて行くと、最後は地底湖へとつながっていました。この洞窟、入り口がもう一つあって、別のルートでも地底湖へつながっていました。

 なお、ダイバーの間では有名な「フレッシュケープ(淡水洞窟)」がこの洞窟の事だった事を後で知りました。投稿旅行記の「きょっこ編」で潜ったときの様子が紹介されています。

 お昼ご飯はあこがれのウレロッジ。飛び込みでもフロントで申し込んだら入れてくれました(本当は予約した方がいい)。

 イルデパンに来て結構しっかりした食事ばかりしていたので、二人ともサラダにしました(写真取り忘れ)。ニソワーズサラダ1,600cfp、シェフサラダ1,500cfpなり。

 ウレロッジの庭にはニワトリがいて、この子たちがかわいいんです。ポテトやパンをあげると嬉しそうに寄ってくるのですが、手から直接食べさせるには根気が必要。女将が最初に成功しました。
 10年前に行って以来のコジューホテル。全面改装したというので見に行ってきました。なんていうか、ビーチ張り出し?バンガロー群が圧巻です。大波が来てもいいように、バンガローの土台は船の舳先のように尖っていました(まじ)。
 コジューホテルと言えば、イルデパン唯一のダイビングサービス「クニエスキューバセンター」の本拠地です。目の前のビーチにはクニエのダイビングボートが係留してありました。
 もう一つ気になっていたのが、島で唯一のスナック(軽食屋)。行ったとたんに写真のように土砂降りを食らって、逃げ帰ってきたのですが、外にあったメニューは本当にたかが知れていました。(飲み物と、ケーキ、クレープ、サンドイッチ4種)

   

女将のひとくちコラム

今回のイル・デ・パン島旅行でとっても重宝したのが、水筒。 広口タイプの水筒と水出し煎茶のパックを幾つか持っていき、 毎朝朝食の時に水筒にいっぱいの氷を入れて貰い、部屋でパックと水を入れて、 何処に行くにも持ち歩きました。モンドールのペットボトルを持って行っても良いけれど、 どうしてもその内生ぬるくなってしまいます。 その点、魔法瓶タイプの水筒なら次の日の朝まで氷が残るぐらい冷えていて、 中のお茶が無くなったらまた水を足せば、また冷たいお茶がすぐ出来るから本当に便利でした。 特にご家族連れの方にはお奨めです。