イル・デ・パン旅行記【その2】

3:イルデパン到着♪

 桟橋をおりたところで今回お世話になるホテル・クブニーのバスを探します。イルデパンには公共交通機関がまったくないので、移動の足は常に事前に予約しておかなければなりません。バスで5分、荷物がなければ歩いて行ける距離にクブニーはあります。

 実はクブニーには少し前までヌメアに住んでいた友人がいて、彼に会うために今回クブニーを選んだようなものだったんです(うそ、メリディアンもウレロッジも高くて手が出なかっただけ)。

 まずは友人と再会しフロント(左写真)でウエルカムドリンクを頂き、11時のチェックインまでの間荷物を預かってもらう事にしました。で、さっそくですが、いそいそと島内観光に出かけました。

 これは、本当は泊まりたかったウレロッジのバンガロー。カヌメラ湾のどん詰まりにあって、風も波もないビーチに面したおしゃれなホテルでした。イメージは「ヤシの木と芝生とお日様」と言った感じでしょうか。
 こちらはガイドブックなどでおなじみの最初のカトリック教徒の上陸記念碑です。メラネシアの魔除けに囲まれたカトリック記念碑というのも面白いですね。ちなみに元はこの場所に教会があったので、最初の教会跡と言った意味合いもあるそうです。

 そして下の2枚が現在のバオ村の教会。真っ青な空と緑の丘をバックに絵になる教会です。シスターの許可を取って内部も撮影させていただきました。ステンドグラスが綺麗でしたよ。

 次に行ったのは、いつかは泊まってみたい、でも高いメリディアン・イルデパン。ウレロッジと違ってうっそうとした植物園の中にバンガローが点在するようなホテルで、イメージは「ジャングルと木漏れ日と静寂」と言った感じでしょうか。
 で、ホテル敷地内をビーチの方へ行くと、いきなりジャングルの間から真っ青なプール、白い砂浜、青い海と言った景色が広がります。コントラストの際立った場所ですね。
 島内観光最後は19世紀後半、オルタンス女王が戦乱を避けるために潜んでいたと言われるウブニュの洞窟です。一人200フランの入場料を払うと懐中電灯を貸してくれる事になっているのですが、受付は無人。お金は置いてきたものの懐中電灯がないのであまり奥までは入れませんでした。

   

女将のひとくちコラム

バオ村にある教会「Eglise Notre-Dame de l'Assomption」は イル・デ・パン観光の中でも目玉的存在で、よく外観の写真を見かけます。 実はこの教会、内側にあるステンドグラスもとても綺麗なんです。
と言うことで、教会での基本的なマナーを・・・教会内で何か祭事を行っているときは、 その祭事に参加するのでなければ、立ち入りは遠慮しましょう。 何も祭事を行っている様子が無く、門が開け放たれている場合は、教会内部を見学することが可能です。

教会内の撮影は、教会関係者に断りを入れてOKが出れば可能ですが フラッシュはたかないようにしましょう。 基本的に、教会内ではお寺などと同じように静かに見学するのがマナーです。