イル・デ・パン旅行記【その7】

7:3日目 ピローグツアー&ジャングル横断

 今日はピローグ&ピッシン・ナチュレルのツアーに参加です。7時半に集合してクブニーのバスでバオの先のピローグ波止場?へ向かいます。近づいて行くと既に何艘ものピローグが出航していて、我らクブニーチームは遅れを取った模様。船頭さんにせかされてバスからピローグに乗り換えます。面白い事にこのピローグ、各ホテルが所有しているのか、スポンサードなのか、それぞれホテルごとに決まっていました。左下の写真、手前はコジューホテル、奥の赤いのはナタイワチと言った感じです。もちろん私たちが乗っているのはクブニー号。

 もうこうなるとピローグレースの様相を呈してきて、帆を2枚張る船、櫂でこぐ船、などなどなんでもありのチキチキマシン猛レース。えっ、我らのクブニー号? 我らが船頭さんは出発時点で出遅れているので必殺技を使いました。

 エンジン全開、ぶっちぬけぇ〜〜〜〜

ありゃ、トップになっちゃった!?

 ピローグの上はどうなっているのかと言うと←こんな感じ。スピードが遅いのでしぶきが掛かる心配は有りませんが、日陰はいっさいありません。ホテルを出る前に全身日焼け止めを塗っておかないとえらい目に遭いますよ。
 約1時間半の航海でウピ湾の終点に到着です。到着といっても桟橋が有る訳でも建物が建っている訳でもりません。

 ただジャングルへの入り口が・・・

 後続のピローグも続々とフィニッシュ? 皆さん腰まで海につかりながらじゃぶじゃぶと上陸してきます。

 上陸した場所には簡単なベンチみたいなものがあるので、女将はそこでサンダルから運動靴へと履き替えていました。

 噂に名高いウピーオロ間のジャングル。昼なお暗い鬱蒼としたジャングルですが、船頭さん曰く「一本道だから心配ない、ひたすら進め」だそうです。
 途中、倒木を乗り越えたり、くぐったり
 げっ、広い道に出た!!(写真左右)

 一本道じゃないやんけぇ〜

 でも向かい側の細道の木の幹に小さく「ORO」と書いてありました。ジャングルは続く・・・

 うわぁ、今度はY字路だぁ〜

 よく見ると右に「ORO」と書いてある。

 やっとジャングル脱出!! ここまでけっこう早歩きで35分。写真奥には昼食をとるレストラン・レジスがあるのですが、看板には右PISCINE OROと書いてある。 そう、この浅瀬を渡って対岸のKo Ngeaa Ke島を進み、Wete島との間にピッシン・ナチュレルはある はず・・・
 むむ、海なのにえらく流れているのはなぜ? それも行く手を阻むかのような逆潮?その訳は後ほど解明致しました。

 さらに歩く事10分、目的の場所はそこにありました。


ミニ解説:ここを川だと思っている方が多い様ですが、イルデパン本島とメリディアンホテルがある島の間の浅瀬、『海』です。

   

女将のひとくちコラム

ピローグに乗るときの注意点として女将が思ったことは、 ピローグに乗るときも降りるときも、必ず膝上ぐらいまで水に浸かります。 だから、濡れても良い靴を履くことが必須です。裸足なら大丈夫と思いがちですが、 乗り降りするビーチは砂浜ではないので、柔な足の裏の日本人には裸足はきつい!と感じました。 だから濡れても良い靴と腿ぐらいまで捲れる洋服が必須です。
洋服が濡れても大丈夫という人は長ズボンなどをはいても大丈夫ですが・・・ 上記の探険記でピローグの上は日陰がないので日焼けに注意と書いてありますが、 それと同時に特に4月から12月上旬までの時期にピローグに乗る場合、寒さ対策も必須になります。 ピローグに乗り込むのはまだ朝の早い時間と言うこともあり、 女将が上記の写真でバスタオルを羽織っているのは日焼け対策と言うより寒いから・・・なんです。 バスタオルやウィンドブレーカーなどを用意しましょう。

ジャングルに入ってから蚊が沢山いることに気が付きました。 この蚊は時期によっても違いますし、人によって蚊を寄せ付ける人と寄せ付けない人でも違いますが、 この日は大量発生していて大変でした。幸い蚊よけスプレーを持っていたので、 私たちは刺されませんでしたが、蚊よけスプレーをしていない人は大変な目に遭っていました。 蚊よけスプレーも予備で持ち歩くことをお奨めします。