イル・デ・パン旅行記【その8】

8:3日目 ピッシン・ナチュレル

 とにかくイルデパンに行ったら絶対行くべきだと言われるピッシン・ナチュレル。ところがガイドブックを見ても、他所のサイトを見てもどうにもイメージがよく湧かなかったんです。で今回、気合いを込めて写真を撮ってきました。まじで血と汗を流したピッシン・ナチュレルの全貌、さあ、一挙公開・・・?

 本当に水がきれいで、腰ぐらいの深さに小さなサンゴの根があって、熱帯魚の宝庫です。つまり、泳げない人でも立ったまま水中眼鏡で熱帯魚が見られるんです。
 ちょっと泳げる人だったら、反対岸まで行くとヒメシャコガイ団地なんかもあります。
 写真左奥から絶え間なく新鮮な海水が供給されているようです。
 サンゴの根っこの全体像はこんな感じ。

(この辺で汗かき撮影)

 ピッシン・ナチュレル、全景。写真奥が歩いてきた浅瀬につながるところ。

(すでに出血撮影)

 3枚上の写真で海水の供給場所と書いた所を攻め続けると、おんや、外洋につながっていました。打ち寄せる波、波、波。
 この岩場は東向きで、絶え間なく吹き寄せる貿易風とうねりが正面からぶつかり、常に海水が力強く押し付けられています。で、打ち上げられた海水がこの岩の隙間を通って、ピッシン・ナチュレルに流れ込んでいるのでした。というわけで、前出の浅瀬は常に同じ方向に川のように流れているのです。

(貿易風が止まったときはどうなるの?)

 おまけ:

 よくパンフレットなどに登場するこの岩もピッシン・ナチュレルにありました。

2005年7月2日追記

 google.comで公開された全世界衛星写真からピローグツアー終点からメリディアンホテル周辺の衛星写真をピックアップしました。これで見ると位置関係や距離感がよくわかると思います。

[グーグルマップ・ピッシンナチュレル周辺]

   

女将のひとくちコラム

前日のノカンウィ島ピクニックでお昼ご飯までにお腹が空いた私は、 朝食のビュッフェからゆで卵を失敬して持っていきました。 (^_^;)でも結局この日はお昼ご飯まで我慢できたので、 昼食後もう一度ピッシン・ナチュレルまで戻ってゆで卵を餌付けに使うことにしました。 もう水着から着替えた後だったので膝まで浸かった場所での餌付けです。 初めは小さくちぎった卵を音が出るように投げて・・・と、 秒殺で魚たちが集まってきてあっという間にゆで卵は消えました。 私はこれでも満足したのですが、他の人がフランスパンで餌付けしているのを見た旦那曰く 「フランスパンに群がる魚の数はゆで卵の比じゃなかった」との事。 ニューカレドニアでの餌付けはフランスパンにかなうものはないようです。