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マレ島

 女将も旦那もニューカレドニアに10年住んでいますが二人とも行ったことがなかった離島、マレ島へ2泊3日で行ってきました(2002年2月)。三つあるロワイヨテ諸島の離島のうち日本人観光客が一番少ない最後の秘島です。もっとも最近では「天国に一番近い島」、「極楽ビーチ」などのホームページや旅行会社「冒険の島」の佐倉氏の紹介で一挙にクローズアップされてきていますが。
 それでは他のサイトでは扱っていない情報を中心にマレ島を紹介しましょう。

幻のビーチまで読み飛ばす

 まずは、ホテル「ネンゴネビラージュ」。バンガロースタイルのホテルでニューカレとしては格段に設備の整ったバンガローでした。日本では当たり前でしょうがエアコン、ビデオとテレビ(日本式対応)、冷蔵庫、セーフティーボックスが各部屋にありバスルームには石鹸、シャンプー、ボディソープが用意されドライヤーまでついていました。
 唯一設備で不満が残ったのがシャワーの水量。離島なので水道圧が低いため仕方がないことなのですが、何とか実用になる程度の勢いでした。
 また湯沸かし器は各部屋のトイレの奥に設置されていて自分で種火をつけないとお湯は出てきません。ホテルのスタッフは一切説明してくれなかったので(私がヌメアに住んでると判ったから?)一応説明をしておきます。
 右の写真の上のつまみを左に90度回すと種火がつきます。一回で着かないことが多いので火が着くまで繰り返してください。火が着いたら1分ほど待って安定させてから左いっぱいに回して準備完了です。下のつまみは温度調節です。

 私たちのバンガローは海に向かって左側の方で、目の前のビーチは波が荒い、波打ち際は岩が出ている、左から右への流れが強いといった具合でお世辞にも快適といえるものではありません。ただし気合いを入れて流れに気をつけながらシュノーケリングをすると色々な魚を見ることが出来る上級者向けの海でした。同じホテル前のビーチでも右奥へ行くと少しはましになってきます。

 ネンゴネビラージュで何が気に入ったって食事がとってもGOODでした。質、量、値段のどれをとっても満足のいくもので毎日ついつい食べ過ぎてしまうほどでした。右の写真は「ヤシガニ」。同行した私の弟が一匹きれいさっぱり平らげました。他にも日替わりディナーやデザートも充実しています。
 逆に「お昼は軽くすませたい」というような場合の隠れ技はお子さまメニューです。クロックムッシューとフライドポテトで500cfp。他にもミニステーキやミニ鳥の串焼きなどがあって、もちろん大人が頼んでもかまわないとのことでした。

 さて、次はお約束の「半日島内観光」です。陽気なメラネシアンのおじさんに連れられて約4時間、ほぼ島内を一周します。途中、綺麗なビーチや洞窟などで写真撮影をしながら回るのですが、面白かったのはBoneの穴(写真右)です。ジャングルの中に大穴があいていて底には真水が溜まっています。きっと湧き水になっているのでしょうが、島内の全ての水道の水源になっているとのことでした(きれいかどうかは深く考えないこと)。

 島内観光をおえて一致した意見は「ウーム、きれいなビーチはあったけど車じゃないといけないし、自転車でWABAOやPEDEまで行くぐらいならホテルの前でいいんじゃない」。
 なにせ日頃からそこそこのビーチを見慣れているニューカレ住民、冷えたビールと真水のシャワーが手近にないと海に入らない贅沢者です。おまけに旦那も女将も元ダイビングのインチキラクター、少々流れはきつくとも、波打ち際で足を取られても、バンガローの正面でガシガシとシュノーケリングを楽しんで(食べられる獲物を探して?)いました。

 そうこういう間に最終日、「リフー島みたいには穏やかできれいなビーチはなかったねー」などと話しながら昼食を摂っていたときです。女将がテーブルマットのマレ島の写真を見ながら「このきれいで穏やかそうなビーチはどこにあるんだ!!」といいだして、必死に地図を探しても見つからず、「写真の撮り方できれいに見えるんだよ」という旦那を無視して、とうとうホテルオーナーに問いただしました。
 そこで返ってきた答えが「そこを右に行ってまっすぐ、まっすぐ行った3番目のビーチだよ」。「???歩いていけるの???」。「10分ぐらいかな?」。??!!なんだそりゃー、早く教えろよー、聞いてないぞー。
 空港へ向かうまであと2時間。とりあえず写真だけでも撮りに行かなくては、と急いで出発した我らでした。

 ホテルの右手のバンガローに沿って歩いていき、渡り廊下がなくなったところで地面に降りて、右写真の中央に向かって歩いていきます。すぐに写真下の案内板があってHNAREWHEJOINE 176m, LOCEKOL 368m, SHINI 800m, CAP WABAO 1775m, PEDE 3kmと表示されています。行く手には幻のビーチがあると信じてジャングルに分け入りましょう。

 歩くこと5分、最初に出るのが写真左のビーチ。おそらくHNAREWHEJOINEというなんて読んでいいのか判らない所。正直言ってホテル前と変わらないビーチでした。
 さらにジャングルを歩くこと5分、ついに見つけました、幻のビーチLOCEKOL。左に飛び出した岩場のおかげで風も波も穏やかで、波打ち際にも岩は無し。周りに人の気配も人工物も何もない完全無欠のプライベートビーチです。(写真下)

 おまけに写真右の様な休憩するためにある様な木陰もあっていいことずくめ。このときは時間がなくて海には入りませんでしたが、ほんの20mも泳げば(もしかしたら足が届くところに)珊瑚の群集が見えていて、間違いなく絶好のシュノーケリングポイントです。

 さらに足を延ばして右奥の岩場を越えると、まあ、なんと、さらにGOODな白砂のビーチが続いているではないですか!。そうか、これがSHINIビーチだ!
 時間の都合で写真だけ、それも逆光で写りが悪いんですが、とにかくすばらしいところでした。(写真下)

 ずいぶんと縦に長くて写真が多いページとなってしまい、表示するのに時間がかかったことと思いますが、私の知る限り「本邦初公開、マレ島の幻のビーチ紹介」でした。 

2005年7月2日追記

 google.comで公開された全世界衛星写真からネンゴネビラージュから幻のビーチ周辺の衛星写真を入手しました。この写真で位置関係や距離感がよくわかると思います。

[グーグルマップ・ネンゴネビラージュ周辺]



女将のひとくちコラム

 この「幻のビーチ」群は本当にマレ島にもう一度行きたくさせるには十分すぎる感動でした。特にジャングルの中の細い道をひたすら歩いていった末に見つかるのですから、感動もひとしおでした。んで、ビーチのことはさておき、「ネンゴネ・ビラージュ」の食事が美味しいことは既に上でも述べていますが、甘い物好きの女将としては、是非是非デザートも紹介したいのです。
 先ず、オーナーお奨めのデザートが「フルーツ・サラダ」。これはフレッシュ・フルーツを使ったフルーツポンチですが、お奨めなだけあってとても美味しかったです。フランス人のグループはみんなこれを食べていました。
この「フルーツ・サラダ」に色々トッピングしたのが、「COUP NENGONE」(ネンゴネ・サンデー)で、またまた違った味が楽しめます。

それからもう一つ、ほかのレストランではあまりお目にかかれなくて美味しかったのが、「バナナ・ムース」。これは甘さも量も控えめで食べたとたんとっても幸せになりました。ここの良いところは、もちろんデザートも子供用のミニミニサイズがあって、そちらを頼むこともできるので、隙間が少ししかないときでもデザートを頼むことが出来ます。