上級者乗馬とチオ(THIO)観光【その1】

 私の親友「フィロ・ツアーズ」の雅子さんに誘われて上級乗馬とチオ観光のレポートに行ってきました。チオというと東海岸の玄関口のような場所。一度だけ島内1週旅行をした時に通り過ぎたことがあるだけでしたので、ちょっと興味があってついて行ってみました。またこのチオは、雅子さんの旦那様フィリップの生まれ故郷でもあるのです。

 チオ観光に誘われて、喜び勇んでいったもののこの日はトンツータ空港に近いニッケル鉱山の積み出しドライバーたちが賃金値上げのためのストを敢行。トンツータ空港からの出口にある大きなロータリーにコンボイのような大きなトラックが何台も入り込み、その中を牛歩のようにノロノロと進み、一般車の進行を妨げています。その名も「オペーれーション・エスカルゴ」(カタツムリ大作戦)。おかげでロータリー付近はいつになく大渋滞。何となく出鼻をくじかれた感じになりましたが、取りあえず30分を超えたぐらいで強引にショートカットして突破しました(^_^;)。

 ヌーメアから1時間半から2時間。やっと東海岸へ横断してチオ村に到着しました。

 早速乗馬をするべく、馬がつないである場所に向かいます。此処は既に牧場内の敷地なのですが、七面鳥が放し飼いで飼われていて、この日も近くまで近寄ってきました。

 まずは牧場内での馬の牛追いから。牛追いとは、牧場内に放牧してある牛を集め、小さな柵内に牛を追い立てること。これは、自分一人で馬を自由に操ることが出来る上級者でないと出来ないのですが、今回は日本から来ていた男性が一人挑戦しました。

 日本では自由に馬を走らせることが出来る場所が少ない上に、牛追い体験なんてできる場所はないので、乗馬大好き人間にはこの上ない体験のできる場所なのです。

 散らばっている牛たちを集める様子は下の写真をご覧下さい。うまい具合に集められています。