オオカミドバト

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オオカミドバト

ニューカレドニアの本島とイルデパンに生息する。木に巣を作るハトの中では世界で一番大きい。夫婦になった雄と雌は一生添い遂げる。雄は木の比較的高い所に小枝で巣を作る.雌は1年に1個しか卵を産まない。夜は雌が抱卵し、昼間は雄が抱卵する。雄と雌で雛にエサをやる。

この鳥はカナックの世界では伝統的な狩猟鳥でシンボルとして価値を持っている。狩猟には規定が有り、4月の週末に一人一回の狩猟で5羽まで捕獲できる。商売をしてはいけない。この種は密猟と森林破壊により絶滅が危惧されている。

UICN:準絶滅危惧