2002/07/19 投稿者名:佐倉 秀幸 タイトル:マレかリフーか・・・

 マレのネンゴネとリフのドレフは同時期に同じ経営者が作ったので、ホテル内の基本的な設置と料金、また食事も同じです。驚くことに部屋の中身は全く同じなので、マレとリフーの両方に行ってこの2つのホテルに宿泊すると、部屋だけにいれば島を変えたことがわからないですよ。

 さてホテル内の食事ですが、マレがおいしい、という評判がいろいろなHP作成者の間で出回っていますが(笑)、実はリフのドレフも全く同じでした。僕は日本に帰国後、旅行会社というものを設立した関係で、現地に行ったときにいろいろな実験をするのですね。で、マレのネンゴネのメニューに載っていて、リフのドレフのメニューに載っていないものをわざと注文したりするのですが、ほとんどのケースで問題なかったです(この逆もです)。

 それにしてもなんという実験をしているの、って思うかもしれませんが、お客様にホテルを紹介する上でメニューに載っていないものでも注文に応じてくれるか、というものって重要なのですね。特にマレもリフも食材は共通なので、食材が存在しないからできない、っていうものじゃないのです。例えば本日できなくても明日の昼ならばできる、って答えてくれるのを僕も期待しているのです。

 ま、上記の実験はどうでも良いとして、このホテル内の食事はどちらも素敵です。お客様の要望に少しでも答えようと、食事のときはネンゴネもドレフも必ずオーナーが挨拶に伺いますし(で、マレだと、オーナーがピアノ演奏もしてくれるんですね)。

 さてマレとリフーの決定的な違いを簡単に言うと、マレは基本的に食事はホテル内で食べて、または近くのスーパーで買い物をするくらい、動くところもホテルの回りでうろうろ、または近くを自転車で行く。こういう風にホテルを基点に自力で全てがすぐのところでできるのがマレの最大の長所であり最大の欠点(長所は最大の欠点なのですね〜)。

 で、リフはやはり同じようにホテル内の食事をベースにするのですが、ホテル前の坂道を3分登るとウエ村の町があり、そこにはスーパーもありますから食事はゲットできます。で、大きなリフーの違いは、車で移動した先に素晴らしいビーチが待っていることなのです。

 送迎はホテルでもやっていますが、このリフ島はかなりレンタカーが発達しているので、車の運転が大丈夫な人なら良いでしょう。そうですね、このHPの「交通法規」に書いてあるような複雑な世界は離島なので存在しません(笑い)。ちゃんと標識も出ていますので、海外で車に乗ってみたい人には唯一このリフ島はお勧めですよ。ただし、オートマチック車は存在しませんので悪しからず!

 車で移動して楽しめるビーチの代表格はロンガニ・ビーチ!ここの美しさはこの世のものとは思えないくらいですね!有名な海亀の産卵の場所でもあるので、ここで海亀を見る人も多いはずです。ここに行く場合、ホテルでサイイドウイッチを作っていってもらうか、スーパーで食べ物を調達するか、はたまたロンガニにあるネイバッシュという宿で食事をするのが良いでしょう。ただし、日中ネイバッシュは閉めてしまうことが多いので、事前に予約を入れておくべきです。

 またロンガニ以外でも北部のドキンも素晴らしい。ここはシュノーケルも良いですね。食事はこのドキンの崖の上にあるファレファレという民宿で食べることもできます(何故このビーチとコンビネーションで食事する民宿を覚えておくと良いのかと言うと、コーヒーを飲んだり、トイレ、シャワーなどを使うのに便利になるからなのですよ)。

 その他レンタカーを使えば最大のシュノーケル・ポイント、ジネックにも行けますし、夕日がめちゃくちゃきれいな西海岸のドウエルン、ペングと言ったビーチにも簡単にいけるのです(ホテルで送迎も頼めますよ)。

 以上の感覚でわかったかどうかわからないのですが、マレとリフーってホテルは似ていても見ようとするものがガラリと変わってくるの。ちなみにリフのダイビングは透明度が60m近くあり、珊瑚もビッシリとカラフルにあってそこに大物がやってくるというダイバーに人気があるところ。

 そういうことで、リフーとマレってどちらも素晴らしいのですが、その人の求めているもので、足がなくても簡単にあちこちを求めるならばマレ、ドライブも兼ねてあちこちを楽しみたいならばリフーと決めるのも良いと思いますね。でもこの2島の最大の素晴らしさは日本人が少ないこと。それが最大の特徴なので、本当は絶対にHPで話したくなかったのですが、ピクシーさんの要望にこたえてしまいました・・・。熱烈なこの2島のファンの皆様、こういう話を公開したことを許してください〜