投稿旅行記≪La Lune編≫

奈良在住のla luneさんから旅行記をいただきました。
仕事柄、チーズにお詳しいとの事で、チーズについては旦那のリクエストです。

 

その3

2002年6月14日(金) 4日目

今日は朝からSHINIビーチへ。一度行ったにもかかわらず、やっぱり2度ほど気持ちがくじけそうになりながら、SHINIビーチと思っていたLocekol へ到着。満ち潮なので風景を楽しみ(満ち潮時は、押し寄せる波が少し強いように思います)、ビーチの端まで歩いていきました。

 端は岩場になっていて、そのむこうには小さめのきれいなビーチが見えます。今思うと、そこがSHINIビーチだったのですね。岩場を越えるとそこまで行けそうでしたが、打ち寄せる波が怖くて断念しました。境目の岩場で両方のビーチの風景を堪能していたら、岩陰に動くものが・・・小さめの海ヘビと遭遇!

 こんどは岩場を降りて、貝拾いに興じてるとちょっと変わった形の貝殻が・・・もしかしてこれがあの天然記念物『オオベソオオムガイ』ってやつ?? ミニミニサイズをゲットしました。ラッキー!大きいものの実物は見たことが無いのですが、ミニでもしっかり『コベソ』になっていて、殻は他の貝殻に比べて薄くてとっても軽いです。 ここの砂を良く見てみると、『星の砂』が混じってます。小学校の頃、流行ってましたね〜(年がばれる・・・)

 本物のSHINIビーチは次回までおあずけです。

 ホテル前の海は浅くなった波打ち際にまで小さな魚がちょろちょろと泳いできてくれます。左側のほうは、なまこさんが目立ちましたね。

 お腹が大きいママワンちゃんが暑いのに一緒に砂浜まで出てきてくれて、ゴロゴロ転がってまぶたにまで砂化粧。近いうちに子犬が増えそうな気配です。

 お昼にボリュームたっぷりのネンゴネサラダを食べて、お次はウベアへ。マレ-ウベア間は金曜日のみフライトがあります。どちらもリフー島経由で、マレ発15:00発ウベア着16:20、ウベア発マレ着は午前中の便になります。15:00発の飛行機に乗るために、ロビーで13:30に出発する送迎の車を待っていると、例のビーン親子がランチを終えてやってきて、聞くと彼らも「今日ウベアに行く」と言うではないですか!だって今もう13:30過ぎてるんだけど・・・で、結局彼らのチェックアウトを待って14:00ホテルを出発。空港まで40分くらいかかるんじゃなかった?ギリギリじゃない?!運転手の若い兄ちゃんはスピード全開、ガラガラのロータリーもきちんと回って、、、そして着いたのが14:25。すごいっ・・・すごすぎる。

 マレを飛立つ時(リフー行き)は、左側の窓側席がオススメ。離陸してすぐ機体が左にぐぐっと傾きます。すると美しい海岸線が目に入ってきます。美しすぎて写真を撮るのを忘れていた・・・

 20分ほどでリフーに到着。みんなゾロゾロ飛行機を降りていって、私達も一旦降りようかと思い、振り向くとビーンが乗務員に何やら聞いていて、機内に残っていてもいいみたいなことを言われていたので、私達もめんどーだったのでそのまま機内待機することに。20分後、リフーからの乗客が乗り込んで出発。

 リフーからウベアに行くときは右側の座席のほうが良さそうです。私達はそのまま左側にいて、途中、遠くにウベアの島を見ることができましたが、着陸寸前は右側からウベアの海岸線が見れたようです。飛行機を降り、マレと同じように空港の建物を一旦出て荷物を受け取ります。ここでもビーン親子と同じホテルだったら笑うねぇ〜と旦那と言ってましたが、残念ながら私達はパラディドウベアに滞在、ビーン親子は、ジットボプレ。ここで最後になりそうなので、「良いご旅行を」とマダムに挨拶と握手をして別れました。

 16:30ごろホテル<パラディドウベア>に到着、チェックイン。私達が宿泊した部屋はデラックスツインです。このホテルは、ロビー・レストランのある建物を中心に、右手と左手にコテージとヴィラが並んでいます。右手はさらに通路をはさんで海側が新婚さんがよく利用されているコテージ、道路側がヴィラで、ひとつの建物のセンターに2つ玄関があり、左右で1組ずつデラックスツインとして使えるようになっています。

 玄関を入ると土間があり、靴を脱いで歩くフローリングの床がとても心地良いです。広さはデラックスツインでも十ニ分に満足。バスルームもバスタブも広々です。テラスから、場所によってはコテージ越しに海を眺められますが、すぐ目の前が通路になっているので、ほとんど利用しませんでした。

 海側のコテージの部屋は浴槽から海が眺められるそうですが、道路側は油断してると敷地内の道から入浴シーンが見えたりするので、ブラインドをしっかり閉めるのを忘れずにね。

 17:00ごろ日が沈んできたので、あわてて海岸へ出て行き、念願のウベアの夕焼けを堪能。天国への階段が、目の前に出来上がっていました。

 日本でチュニジアとの試合に皆がテレビの前に釘付けになっていた頃、私はテレビもラジオも無いところで、首が痛くなるほど夢中になって満天の星空を見上げておりました。