Bay Breeze船長のヌメア航海記!?

Baybreeze夫妻、3回目のニューカレドニアの旅。 今回はレンタボートを使って無人島巡りをしたり、レンタカーで温泉へ行ったり、ヌメアだけの滞在ですが盛り沢山です(旦那と女将で引きずり回したという噂も・・・?)

 

7日目

5月7日(金)

 もう旅行最終日。1週間なんて短すぎる。せめて1ヶ月か2ヶ月は滞在したい。

 まず、ルラゴンホテルのそばにあるアルファのオフィスへ両替しに行く。アンスバタ通りへ左折したとき、右手を三角巾のようなもので吊った観光客とすれ違った。あれは、きっとKさんに違いないと思い、車を路肩に止めると、妻がでかい声で呼びかけた。Kさんの右手の痛みはだいぶ引いたらしく、私も安心した。しばらく立ち話し、それじゃまたいつかお会いしましょう、と別れた。

 両替のあと、スーパー・オセアニアでネムを買い、ウアントロの丘へ。

 ゴエラン島などを眺め、それからスーパー・GEANTで買い物。私はここで地図と絵葉書、妻は花の図鑑を買う。ここは日用品以外にも、こういうものまで売っているのだ。ポート・モーゼルをブラブラしてから、ホテルへ戻って昼食。ここのテラスで食べる昼食も、今回はこれが最後となる。
 再び市内へ出かけ、朝市の駐車場に車を止める。ココティエ広場で、することもなく、ボケーッと道行く人を眺める。日差しが強烈で喉が渇いてきた。何か冷たいものが飲みたくなり、それじゃあというわけで、アンスバタのLE FAREへ行って休憩。私たちは、何かというとここに来る。特別何がおいしいというわけでもなく、値段も安くないが、なぜか私たちには快適なのだ。

 さて、そろそろ帰国準備をしなければならない。おっと、その前に給油しておかなければ。一昨年と同じ、アンスバタ通りにあるTOTALへ。前回と同じベトナム系のおじさんが出てきて、「満タン!」というと、にこやかに給油してくれた。きっかり2000フラン。前回給油から350km以上走っているので、燃費はリッター18km以上だ。

 ホテルに戻って帰国準備を済ませ、AQUAへサヨナラの挨拶。旦那さん、女将さん、エンゾ君が勢ぞろいしている。旦那さん&女将さんには、今回大変お世話になった。改めてお礼を言う。
 サラディッシモで夕食をとっていると、雨が降り出した。まだトントゥータまで運転しなければならないのに、雨は激しくなるばかり。走ってホテルに戻り、20時40分、ホテルをチェックアウトした。走り慣れた街を抜け、幹線道路へ出たあたりから雨は小降りになり、ダンベア付近で完全にやんだ。少し寂しさを感じながら車を走らせる。
 21時20分、無事トントゥータ空港に到着、指定されたレンタカー用駐車場にトゥインゴを駐車した。総走行距離は615km。よく走ってくれた。私はボンネットを軽く叩き、労をねぎらった。

 まだ閑散としている出発ロビーでチェックインを済ませ、出国手続きを終えて搭乗口付近でくつろいでいると、おけんぽ&chocolatさん夫婦と再会。リフーでの事件?などを聞かせてもらいながら、お互い旅の余韻にひたる。

 帰りの便は、Depecker機長。前は別の機種の機長だったのに、機種転換したのだろうか。定刻の0時5分、トントゥータ空港を離陸。過ぎ去っていくターミナルビルを見ながら、私たちは思った。「また来るぞー!」

ー FIN −