Bay Breeze編

Baybreeze夫妻のハラハラ・ドキドキ・リフー探検の旅です

 

6日目:アンスバタ・サーズデー

 目が覚めて外を見ると、どんより曇っている。今日は天気が良くないのだろうか? ま、こればっかりはしょうがないか。

ところで、昨日壊してしまったスタンドとクローゼットの電球の件を、フロントに伝えておかなければならない。日本人スタッフがいれば話は早いのだが、残念ながらフランス人スタッフしかいない。仕方ないので、つたない英語で事情を説明する。たまたま備品担当らしき人がいたので、彼に部屋まで来て貰って説明すると、あとで修理するから問題ないという。ああ、良かった。

 いつもどおりFAREで朝食を済ませ、市内へ繰り出す。目的地はエア・カレドニアのオフィスと本屋。妻は、HOMEという雑貨屋に行きたいという。まずはHOMEに行く。ここでランプシェードやお皿を買う。お皿は重いので日本へ発送してくれるか店員さんに聞いたが、そういうサービスはやっていないとのことだった。

 次にエア・カレドニアのオフィスへ行く。なぜそんなところへ行くのかというと、エア・カレドニア・グッズを入手するためである。ここへ行けば手に入ると、SPTの人に教えて貰ったのだ。オフィスへ入ると、おー、あるある。ATR42の模型やTシャツ、帽子など…この中から、模型とキャップを買う。

 荷物が重くなったので、一旦ホテルへ戻る。昼食は、ホテル横のバンビーノという軽食屋で食べた。昼食後、再び市内へ。今度は、本屋でリフー島の地図を探すためだ。20万分の1の地図は、AQUAの旦那様から分けてもらっていたが、やはり5万分の1の地図も欲しい。入手困難と聞いていたが、昨年と同じ本屋さんで北部・南部とも呆気なく発見。どうやら、ここは教科書などの学術関係の本を多く置いている書店らしく、地図の在庫も豊富なようだ。

 天気は良くなく、時折雨もぱらついてくる。これで目的は果たしたので、ホテルへ戻ろうと思う。今夜はアンスバタ・サーズデーの日。サイクロンの影響で小屋が潰れて、ずっと開催していなかったのを、どうにか建て替えて7月から再開したらしい。18時頃にホテルを出てみると、既に始まっていた。フェンシングをやっていたり、剣道着を着た一団がいたりする。剣道着を着た一人のフランス人に「あなたはサムライか?」と聞くと、「いえーす、サムライ」と返事が返ってきた。

 ぶらぶら歩いているうちに、ヨットのラジコンを組み立てているブースがあった。私はラジコンは陸海空全て制覇しているので、もちろんラジコンヨットも持っている。興味深げに眺めていると、妻が海を指して「あそこで走らせている」という。見ると、海にサーチライトを当て、浜辺でフランス人が2人ラジコンヨットをやっている。面白そうなので見に行った。操縦している人に、「私も同じ物を日本で持っている」と言ったら、サイズはどれぐらいか? どこの製品か?など、立て続けに質問された。

 そしてプロポを手渡され、やってみろという。操縦方法はセールとラダーの2chで日本と同じ。それはそうだろう、プロポは日本のフタバ製だった。久しぶりにやってみたら面白かった。礼を言って、プロポを返却する。まさか、ヌメアでラジコンヨットの操縦をやることになるとは思わなかったが、今回は積極的に人と関わってきたため、いろいろと面白いことがあるようだ。