Nem(生ネム)

生ネム ニューカレドニアは、仏領土なので元仏領土だったベトナムからの移民がとっても多いのです。 だからスーパーでも、ベトナム点心が簡単に手に入ります。
これは、日本でも知られるようになった生ネム。 ふやかしたライスペーパーで、茹でたエビ、ベトナム風ハム、ビーフンや卵などを巻き、ミントの葉を添えて、 甘味噌をつけて食べます。
結構色々なところで見かけますが、甘味噌がきちんと付いて売っているということで、 ホテル街から一番近くて大きなスーパー「スーパーU」のが女将はお気に入り。 冷蔵品のハムと乳製品の間においてあります。スーパーの場所は、レストラン「御門」の手前20メートル。

 

Nem(揚げネム)

ネム こちらは、揚げたネム。簡単にいうとベトナム風春巻き。でも周りは、ふつうの春巻きの皮ではなくてライスペーパー。
中の具も、生ネムとは違い春雨や野菜、お肉などに味付けした物を巻いています。 ここの中華料理屋さんには殆どこのネムがメニューの前菜にあって、レストランで注文すると、 二口サイズの小さなネムがいくつかお洒落に出てきますが、わざわざレストランに行かなくても、 小さなスーパーやスナック(ファーストフードの店)などで、1本100CFP前後で売っているので、 1〜2本買って歩きながら食べてもいいかも・・・。
お店によって味付けが異なるので、食べ比べてみて下さい。 ちなみに私のお薦めのお店は、アンス・バタのホテル・ル・ラゴンの近くにあるスーパー「オセアニ」のネムです。
余談ですがレストランで注文すると、ネムと一緒にミントの葉とレタス、ニョクマムが出てきます。 ネムをミントの葉とレタスでくるんで、ニョクマムを付けて食べるのが正式な食べ方です。

 

ブン・チャ

ブンチャ 米粉でつくったBUNという麺に豚の焼肉を載せ、ニョクマムベースのたれをかけて食べる物です。 これが牛肉になるとブンボとなります。写真はハンバーガースタンドで、テイクアウト用に自前のタッパーに入れてもらったブンチャです。 その他、ベトナム系のスーパーなどではブン・チャやブン・ボを売っている確率が多いようです。

 

Soupe Wanton(ワンタン・スープ)

ワンタンスープ ニューカレドニアの中華レストランでスープを頼むと、フランス風に前菜の一部として初めに出てきます。 それも、大きなボウルで出てきて取り分けるのではなくて、一人分の小さなボウルによそられてくるので、 自分の食べたいスープが選べて便利。
日本のレストランでスープというと、コーンスープやフカヒレのスープが有名ですが、 ここではあまり人気がなく、そのせいかあまり美味しくありません。
その代わりと言っては何ですが、こちらで人気なのは、ワンタンスープ。 スープの具の基本形は、もちろんワンタン、エビ、青菜、チャーシュー、麺が少々。スープにしては具沢山ですが、食べる価値はあり!! その他にも、「カニとアスパラガスのスープ」はおすすめです。