リフー島旅行記【その4】

 さて、2日目です。まずは腹ごしらえ、とは言えホテルのバイキング式の朝食では能がないので、車に乗ってウエの町まで朝食探しに行きました(徒歩でもいける距離ですが)。探しにと書きましたが、実は前の日に行ったスーパーKORAILの駐車場に、軽食スタンドがあるのは確認していたので、さっさとそちらへ向かいます。

 名前はMAKANU、サンドイッチや御飯物のお弁当が充実していて、ピザやキッシュから、ベトナム系の揚げネムやコロッケまでありとあらゆる軽食が用意されていて、お値段もお手ごろです。ここを利用したい方は「女将の部屋」のフランス語口座をプリントしていくと便利ですよ。
 さて、それぞれ好き勝手な物を買って食べて2日目の始まりです。


 まずは水曜日と金曜日に開催されるウエの朝市見学です。またもや書き手を女将にバトンタッチ!

 毎週水曜日に開かれると言う朝市に遭遇。早速車から降りて探検しました。規模は小さいものでしたが、島じゅうの作物を栽培している人が持ち寄ってきて販売していると言った感じで、ヌーメアの市場より「朝市」という言葉がぴったりの場所でした。

売られている物は、殆どが色々な菜っぱ、芋類。その他食用バナナやシーズンなのかパッションフルーツも沢山見かけました。その中で思わず手が出そうになったのは、ほうれん草。実はヌーメアでは滅多に売っていなくて、冷凍品に頼っています。あ"〜買いたかったよう。。。

 もう一つヌーメアでは見られないものとして、ヤシガニも売っていました。この日売られていたのは、小振りなヤシガニでしたが、みんな足をバタつかせて活きが良さそうでした。その他、バナナの天ぷらや、タピオカ餅など加工食品も売っていました。


 次の目的地は、去年おなかを空かせたかずこちゃんが大変お世話になったファラの家です(投稿旅行記参照)。かずこちゃんにとって今回のリフー再訪はファラと再会することがメインだったと言っても過言ではありません。

 ところが、訪れたファラの家はしっかりと戸締まりがしてあり、どう見てもちょっと近くへ出かけたと言う感じではありません。近所にも人が見つからず、仕方がないので去年かずこちゃんが泊まったホテルへ向かうことにしました。

 到着したのは私達が8年前に泊まった元リフー・プレザンスホテル、現オアシス・ド・キアムです。ここにはかずこちゃんが友だちになったスタッフが何人かいるはずです。もちろんファラの事も知っている人たちです。

ところが、訪ねてみると夕方にならないと彼女が知っているスタッフは出勤して来ないとの事でした。またしてもファラの手がかり無し・・・
 まあ、まだ時間はあるし夕方また来ましょう、と言うことで2日目の観光開始!


 それいけやれいけ探検隊、向かった先はリフー1のビーチと言われるロンガニビーチ。真っ白な砂浜が延々と続く美しいビーチです。が、ニューカレドニア特有の貿易風がビュービュー吹いているために波が大きく、波打ち際では砂が舞っていて、せっかくの海の色が白く濁っていました。これはホテルの前のビーチもそうでしたが、数日前に通過したサイクロンの影響もあってか、漂着物も多く私達にとってはイマイチ。リフーで一番と言われる名所を素通りすることにしました。

 私達が求めているのは風も波もなく穏やかな海と、真っ白な砂浜+休憩できる日陰のあるビーチ。取りあえずシュノーケリングは翌日にとっておいて、この日はは海水浴に適したビーチを探しています。

 ひたすら車に乗って移動し、右写真のような荒々しい岩場の見学などもしながら、去年のマレ島に続く「幻のビーチ」探しです。いやいや、いくらレンタカーとは言えリフー島は大きいです。走る〜走る〜おれ〜た〜ち♪

 最初に見つけたのがこのビーチ。風もなく砂も白くとっても綺麗なビーチなのですが、日陰がない!

 まだ他にあるかも知れない! との思いが強く取り合えずここはキープと言うことでまた移動します。

 途中地元の子供達に話し掛けて「綺麗なビーチ知りませんか〜」などと聞きながらやっと辿り着いたのが↓こちらです。

 もう、ここは完璧なビーチでした。海は青く、砂は白く、波風もなく、木陰もあって文句のつけ所がありません。あ、いや、問題が一つ。なんにもなさ過ぎてお店もない! 時間は午後1時になる頃、全員はらへった〜状態なので、いったんウエの町に戻って昼食をゲットすることにしました。